犬の甲状腺機能低下症
甲状腺機能低下症 | 甲状腺ホルモンの生成や分泌不足、又はホルモンバランスの崩れが引き起こすものでほとんどすべての器官系の代謝機能に影響すると言われています。 犬のホルモンが関与する疾病では最も多いとも言われます。 |
症状 | 甲状腺ホルモンが、様々な物質の代謝(たんぱく質・脂質・ビタミン類・エネルギー等)などに作用する為、低体温(寒さにも弱くなる)や体重の増加、無気力、倦怠感、元気消失、食欲不振などの症状がみられます。 皮膚の乾燥や脱毛・色素沈着や徐脈、心臓機能も低下します。 |
原因 | 甲状腺ホルモンが障害され、体内の甲状腺ホルモンが減少する事で起こります。 はっきりとした原因は不明で、遺伝や免疫的な可能性も示唆されています。 |
対処法 | 詳しい身体検査や、確定診断に甲状腺ホルモンの定量検査を数回行う様です。 現在のところ根治は難しいと言われ、不足している甲状腺ホルモンを毎日与えたり免疫活性を行うなどで、症状をコントロールをする様です。 |
病気辞典について
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